前立腺がんの治療

前立腺がんの治療には、手術・放射線治療・ホルモン療法などがあります。動坂下泌尿器科クリニックではこのうちホルモン療法全般をおこなっております。

前立腺は男性ホルモンの影響を受け増殖します。前立腺がん細胞も同様に男性ホルモンの影響を受けます。そこで男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌や働きをブロックして、がんの増殖を抑えようというのが、ホルモン療法です。

注射と内服薬のどちらか、もしくは両方を併用することによりおこないます。注射薬は1ヶ月もしくは3ヶ月に一度、内服薬は連日服用いただきます。注射は臍の周などの皮下脂肪が多い部位に注射します。内服薬は他の薬と同様に院外薬局で受け取ってもらいますが、注射は院内に常備しておりますので、来ていただいたその日に投与することが可能です。

当院で使用しているホルモン療法薬の一例です。

リュープリン

最もオーソドックスなホルモン療法薬の一つです。毎月注射をするタイプと3か月毎の2種類がありますが、当院ではどちらも取り揃えております。

イクスタンジ

2014年に発売となった比較的新しいホルモン療法薬です。従来のホルモン治療では効果がなくなってしまった患者さんにも効果を発揮します。

ゴナックス

リュープリンと同じような薬ですが、ホルモン産生の受容体を直接ブロックして早期から効果を発揮します。



カソデックス

最もオーソドックスな内服薬の一つです。注射剤と組み合わせて使用します。現在はビカルタミドという名前のジェネリックが多数あります。

ザイティガ

イクスタンジと同じく2014年発売の新しい治療薬です。必ずステロイド剤との併用が必要な薬になります。

プロセキソール

なぜかあまり知られていないマイナーな薬ですが、最初のホルモン療法の後に使用すると、一度悪化したPSA値がまた下がりはじめます。


上記以外にも、プロスタール・オダイン・デカドロン・エストラサイトカプセルなども使用しております。